全国障害者スポーツ大会の開会式出席などのため、福井県を訪問していた皇太子さまは10月14日、敦賀市で知的障害者によるフットベースボールの試合を観戦された。午後、県内の博物館を見学した。
フットベースボールは、ソフトボールのルールを基本とし、投手が転がしたボールを打者が蹴って得点を競う。皇太子さまは、ホームランや守備での好プレーに拍手を送っていた。
午後には若狭町にある福井県年縞博物館を見学。年縞は、湖底にある泥などが、数万年かけて堆積した地層。調査すると当時の気候や環境の解明につながる。皇太子さまは、担当者の説明を熱心に聞きながら「貴重なものですね」などと感想を述べた。