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満員の観客の声援を受け、床運動の演技をする内村航平選手＝８月３０日、福井県福井市の福井県営体育館
体操の全日本シニア選手権（福井新聞社後援）は８月３０日、福井県福井市の福井県営体育館で行われた。内村航平選手（リンガーハット）ら国内トップ選手がハイレベルな演技を披露し、約２４００人の体操ファンを魅了した。
東京五輪の第１次選手選考会を兼ねた大会。五輪個人総合で２大会連続金メダリストの内村選手をはじめ、村上茉愛選手（日体クラブ）、萱和磨選手（セントラルスポーツ）、谷川航選手（同）ら男女の一流選手約１２０人が出場した。
会場は立ち見が出るほどの観客が訪れ、好スコアに拍手と歓声が上がった。特に両肩痛のために予選落ちした４月の全日本選手権以来の復帰戦となった内村選手の演技では、技を決めるたびに大きなどよめきが沸き起こった。
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８月３１日と９月１日は、同体育館で全日本マスターズ体操選手権が行われる。
